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スカイラインクーペ 試乗記 [Car]

ラフェスタの12ヶ月点検で、待ち時間が1.5時間ほどあると聞いた時の、担当CAさんとの会話です。

私「これからお時間取れますか?よろしければ待ち時間に試乗したいのですが?(ラフェスタ買ったばかりだけど…)」
CA「そうですかぁ~大丈夫ですよ!で、何をご希望ですか?」
私「買えないけど(ご存知のように…)、スカイラインクーペ!(だめですか?)」
CA「そうですねっ、将来のために是非体験しておいていただきましょう!」
                                注意: (カッコ)内は私の心の言葉です

先日書いた記事「12ヶ月点検」で、スカイラインクーペに試乗したことをお伝えしましたが、今回はその時の顛末です。

CA「一つやらなくてはいけないことがあるので、ちょっとだけ待っててもらっていいですか?」
私「もちろんです、クルマでも見てますから(^^)」

展示車を見てまわる。
展示車はエルグランド、セレナ、プレサージュ、デュアリス、エクストレイル、ティーダ、ノート、キューブ、モコ等。ラフェスタの展示は無くなってました。
そういえば、ノートがMCしてフェイスが大きく変わりましたね。私はMC前の方が好みなのですが、皆さんはいかがですか?

そうこうしている間に、CAさんが戻ってまいりました。
以下、少々ドキュメンタリー調で…

「お待たせしました。さあ、まいりましょう!」と言いながら、CAさんがキーを渡してくれる。外に出ると試乗者用スペースにそれは待っていた。色は「ストラフィアブルー」、グレードは「370GT Type P」。標準車「370GT」に本皮シートや電動調整式のステアリングなどの豪華装備を追加したタイプだ。Type Sなどのスポーツ仕様に装備される19インチタイヤ&ホイール(オプション設定あり)やスポーツサス、4輪アクティブステア、パドルシフト(AT車)などは設定されない。
こちらに向いているリアから見た姿はワイド&ローでグラマー。ルーフからのラインがとても美しい。

ラフェスタと同様のインテリジェントキーでロックを解除。着ていたジャンパーを後部シートに放り込み、ドライバーズシートに腰を下ろす。低くてホールド感のあるシートに加え、インパネやドアの高さがあってラフェスタとは対照的な囲まれ感に、早く走りたい衝動を掻き立てる。早速、プッシュ式のスターターを押すと静かにエンジンが回り始めた。
電動調整式であるシートのスライド&リクライニングとステアリングのチルト&テレスコピックでドライビングポジションを合わせ、まずはバックで駐車スペースから出ることにする。大きな車体で決して見切りがいいとは言えないが、軌跡表示付きバックモニターで難なくこなす。
ステアリングはラフェスタなどと比べると当然重いのだが、取り回しに苦労することはない。最小回転半径も5.5mと車体の大きさを考えたらそれほど悪くないように思う。

さて、シートベルトを締めていよいよ公道に出る。店の前は国道で交通量が多いのだが、ちょっとした流れの切れ目で難なく合流することができた。走り出しから、ボディの重さは全く感じさせられない。アクセルを踏むと分厚いトルクで間髪入れずに加速してくれる。
「ちょっとスピードの出せるところまで行きましょう」とCAさんが言ってくれた。「その前にガソリンスタンドに寄って下さい。」
試乗に出るとすぐにガソリンがなくなってしまうとのこと。どうやら燃費はあまり良くなさそうだ。スタンドに着くと、R34のセダンと遭遇。あちらは少し弄ってあるようだ。タイヤもインチアップしている模様。ホイールから見える前後ディスクの径がV36のほうが相当に大きい。スタンドの店員(店長?)もそれに気づき、しきりに感心していた。

給油を済ませ、再び試乗スタート。少しスピードの出せる道へと向かう。一般道では、過敏さの無い自然なレスポンスのアクセルと、コントロールしやすいブレーキで非常に運転しやすい。5速ATは、他車が6速7速と進化しているのと比べるとアピールが弱いかもしれない。レスポンスは良くてシフトショックもさほど気にならず、私はこれ以上の多段ATを体感したことが無いのもあるが、実用上は問題ないと思える。

いよいよ、少しスピードの出せるコースに出る。間髪入れずアクセルを踏み込むと、今まで静かに回っていたエンジンが唸りを上げる。以前にV36のセダン250GTを試乗したときにもそうだったが、7000rpmを超えてもストレスなく回るのにはあらためて驚いた。もちろん、速さもトルク感もそれより数段上である。また、音質もかなり良くなっているように感じた。とてもよく回るが、直6の「シュワーン」という吹け上がりとは違った、ビートの効いたトルク型のエンジンであると言えそう。十分に気持ちの良いエンジンだが、個人的には直6の官能的なフィーリングには、まだ及ばないと感じた。
きっと8000rpm近くまでは軽く届くであろうがCAさんの手前もあり、そこまでにしておいた。
回したのはこれ一度きり。あとはゆっくりと流すことにする。

一度だけ、タイトな交差点のターンで、ステアリングのパワーアシストに違和感を感じたことがあった。(今となっては、記憶が定かではないのですが、切った力に対して軽いキックバックのようなものだったような気がします。そのとき一度だけだったし、危険を伴うようなものでなく、ちょっとした違和感としてだったのですが、敢えて書かせていただきました)
だが、一条的な使用の中ではシャープさと安定感が両立されたハンドリングではないかと思う。

一般的な試乗よりも結構長い時間のドライブであったはずだが、あっという間に過ぎ去っていったようだ。店が近づいてくる。
もう少し乗っていたいという思いを胸にしまい、空いている駐車スペースへ。他のクルマがあって止めにくいなと思っていると助手席のCAさんが、サイドブラインドモニターをONにしてくれた。左前の画像にガイドラインが重ねて表示される。おかげで左のラインにキレイに寄せることができた。スタータスイッチを押し、エンジンを止める。

余韻を引きずりながら店に入る。おっと!ジャンパーを試乗車に忘れてきた(~_~;)

以上、プアな試乗記に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

戻った時点では、ラフェスタの点検はまだ終わっていないようでしたが、程なく終了しました。所要時間はほぼ予告通り。
見送られながら乗り込んだラフェスタ。ステアリングからアクセル、ブレーキまで軽いこと!両車の目指すところの違いを実感しました。誰が運転しても"Easy Driving"、家族そろってドライブが楽しめる"Open Feeling"が実感できるラフェスタのできの良さも再認識することができました。そして、現在の私のライフスタイルにはこれが一番合っているようです。

でも、将来はクーペが似合うように歳を重ねていけたらと思います。V36スカイラインクーペ、やはり憧れです。


*この写真は試乗車ではありません。カラーは試乗車と同じ「ストラフィアブルー」


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コメント 2

響希

GTーRより、現実的な感じがしますねぇ。
スカイラインクーペの走りも良さそうです。とは言っても、僕も手が出ませんが。(^_^;)
by 響希 (2008-02-10 17:47) 

とも

響希さんへ
いつもコメントありがとうございます。
GT-Rもクーペ共に手が出るものではありませんが、夢を持ち続けるのはタダだからいいかなと(^^)
まあ、将来に向けて少しでも現実に近づけたらなぁとは思います。
by とも (2008-02-14 23:34) 

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