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レクサスの暴走問題(続報) [Car]

先日、記事にしました「レクサスの暴走はアクセルに問題?」について、続報の記事がありました。

レクサス暴走、米当局「車に欠陥なし」…トヨタ発表
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/5584/

ES350.jpg

 【ニューヨーク=池松洋】米トヨタ自動車販売は2日、米国で販売した高級車「レクサス」の暴走死亡事故などについて、米高速道路交通安全局(NHTSA)が「車両には欠陥がない」とする報告書をまとめたと発表した。  ただ、トヨタは、ずれたフロアマットにアクセルが引っかかってアクセルが戻らなくなる危険性があるとし、対象車種約380万台の顧客に注意喚起を促す手紙を郵送し始めた。安全性向上のため、アクセルペダルの形状変更などの対策も検討している。  レクサスの事故をめぐっては、一部米メディアがブレーキやエンジン起動システムに問題がある可能性を指摘していた。しかし、NHTSAが専門家やレクサス保有者などから聞き取り調査を行った結果、フロアマットが誤った形で付けられた場合に限りアクセルが戻らなくなると断定したという。(2009年11月03日 17時48分 読売新聞)

このような判断が下り、トヨタは内心ホッとしているのが正直なところでしょう。
それを受けて、フロアマットのリコールを開始するとの情報もあるようですが、果たしてこれで解決となるのでしょうか? NHTSAの判断を否定するつもりはありませんが、こんな単純な原因が重大事故に発展していることに驚きを隠せません。本当にそれだけのことなのかぁ…
この判断が正しく、今後あのような不幸な事故が起こらなくなることを願って止みません。

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kanchi

読売新聞は大広告主の広報資料そのままを記事にしているのですかねぇ~

今回NHTSAが発表した見解は、携帯電話でSOSを求め続けて4人が死亡した事故の件やレクサス車の暴走事故全般についてのものでなく、特定の暴走事故の追加調査において、車両そのもの欠陥を見つけられそうもないという調査打ち切りについて発表されただけのようです。要は"シロ"ではなく、"グレー"だということですな。

この特定の事故に対するNHTSAの調査打ち切りの事例を広報発表するにあたって、レクサス車暴走事故全般について車両側に問題ないと錯覚させるような内容だったとして、トヨタの姿勢に批判的な報道をしているメディアがアメリカでは多いようです。

本当はシロであってもスケープゴートにされてしまう事を危惧してのアクションなのかもしれませんが、却って悪印象を持たれてしまう結果を生み出すかもしれませんね。こういった危機管理を行う部門で働いたら胃潰瘍になりそうです。
by kanchi (2009-11-05 09:20) 

とも

kanchiさん、こんばんは!
なるほど、少しは事情が飲み込めてきました。
先ほど、kanchiさんが仰っていることを裏付ける記事が読売からも出ていました。最初の記事を読んで鵜呑みにしてしまうと、問題の本質を誤って認識してしまいますね。
いずれにせよ、人命にかかわる事故は簡単には解決できないでしょう。ホント、危機管理部門には居たくありませんね。
by とも (2009-11-05 23:54) 

杉野 艶子

先月、購入して2年のレクサスで単独事故を起こしました。友人とホテルでランチをした後別れて、一人で地下2階の駐車場から出庫する時でした。最初のスロープを登った際、ガタンとアクセルから足を踏み外した後、アクセルがどうしても見つからず、なんとか直線通路に入りましたが、エンジンは唸り始め、ジェットコースター状態になり、ブレーキを踏んでも効かず、ホテルの柱壁に大激突し、エアーバッグが作動し、救急車で病院に運ばれました。車の破損状態の割には、胸の打撲のみで済みましたが、壁が迫って来た時の「ああ、死ぬ」と思った瞬間の精神的なダメージは大きく、引き篭もり状態になっています。大好きなレクサスでしたが、購入直後から3度程、走行中に、カンカンとと音がし、それがどんどん早く鳴り続け、ドキドキしながら、道路の左に停め、エンジンを切って、又かけ直すという事があり、3ヶ月、6ヶ月、1年の点検の度に、その事をレクサスに伝えてきました。原因不明という事で、様子を見ましょうと片付けられてきました。今回の事故は他人も巻き込まなかったですし、私も死亡したり植物人間になったりの重大な結果ではありませんが、過去の経緯もあり、アクセルが、踏み外した後、その存在が無くなったという私自身がハッキリ自覚している事実に、何とかハッキリさせたい気持ちでいます。家族は、トヨタ相手に訴訟起こしても、負けるだけだから、不幸中の幸いと思って諦めろと言いますが、この現実(私個人の言い分ですが)をトヨタ相手にどう動くべきか苦慮しています。やはり、弁護士に相談する事なのでしょうか? ちなみに、車は修理不可能で、廃車処理になりました。
by 杉野 艶子 (2016-02-20 12:53) 

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