SSブログ

燃費報告(2010年4月21日/3月27日) [Car]

久しぶりにラフェスタの燃費報告です。

2010年04月21日 52.2L 24252km ¥129/L 10.8km/L
2010年03月27日 32.4L 23690km ¥124/L 5.6km/L

3月はほとんどチョイ乗りだったためワーストの燃費を更新し、逆に4月は水戸への引越しをはじめとして、それなりの距離を巡航した結果、久しぶりの二桁を記録しました。

Lafesta100503001.jpg

続きを読む


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

プリウス暴走、主張に矛盾 [Car]

今やトヨタ擁護ブログとなった感がありますが、ここまできたからには事態が収拾するまで、できる限り続けたいと思っております。

プリウスの急加速主張に反論
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/461863/

prius004.jpg
 15日、米カリフォルニア州サンディエゴで、トヨタ自動車がブレーキの調査をしたプリウスを撮影するテレビのカメラマン(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米カリフォルニア州でトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が急加速し減速しなかったとして、男性が警察に通報した問題で、トヨタは15日、男性の主張に多くの矛盾が見つかったと発表した。近く調査結果を米当局に提出する。トヨタは10~11日にかけて男性のプリウスを調査。男性の主張と異なり、ブレーキが繰り返し作動していたことを示すデータが車載コンピューターに残っていたという。(2010年03月16日 09時44分 共同通信)

ついに馬脚をあらわすのか?
nice!(4)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

トヨタは急加速も記録できるようEDRを改良 [Car]

急加速データ、自動記録機能に追加へ…トヨタ
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/460033/

Camry001.jpg

 トヨタ自動車は9日、衝突事故前後の運転データを記録する車載装置を改良し、急加速時も運転データを記録できるようにする方針を明らかにした。  日米欧などで今後発売する新車から対応する。米国などで問題となっている急加速の原因を究明する仕組みを整え、トヨタ車への不安を取り払い、早期の信頼回復につなげる考えだ。  改良するのは、「イベント・データ・レコーダー」(EDR)という装置だ。衝突前の5秒間と衝突後2秒間について、車速、エンジンの回転数、アクセルペダルの踏み込み具合などのデータを記録している。このプログラムを変更し、一定以上の急加速があった場合も記録するようにする。  急加速がアクセルを踏み込んだためなのか、電子制御系の異常などでアクセルを踏まないのに勝手にエンジンの回転数が上がったためなのかを把握する。(2010年03月09日 14時42分 読売新聞)

市販品で、衝突前後の数秒間をビデオ録画する装置も、この「EDR」の一種のようですね。ここで言う「EDR」は、映像ではなく車速やエンジンの回転数などといったデータの記録だけのようですが、調べてみたところ元から電子制御プログラムに組み込まれている車も結構あるようですね(こんな情報はほとんどオープンにされていないと思いますが、皆様はご存知でしたか?)
この「急加速を記録する機能」の追加はいろんな面で効果的かもしれませんね。でも、もし事故が起きてこの機能でユーザー側の操作ミスが発覚しても「この装置自体も暴走したんだ」と難癖つけそう(-_-;)
nice!(3)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

プリウス暴走はでっちあげ? [Car]

新聞記事を2件紹介します。

どうも、火事場泥棒が大量発生の予感…

prius003.jpg

トヨタ・プリウスの急加速事件の運転手の説明に疑問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100315-00000301-wsj-bus_all

 先週、米カリフォルニア州のハイウェーで起きたトヨタのハイブリッド車プリウスの急加速事件で、連邦当局の調査によってブレーキに特殊な損耗パターンが見つかり、運転者の説明に疑問が浮かび上がっている。関係している3人が語った。  先週8日、サンディエゴ近くのインターステート8号線で青の2008年型プリウスを運転していたジェームズ・サイクス氏(61)は緊急電話をかけて、何もしないのにスピードが時速90マイル(144キロメートル)まで上がったとオペレーターに伝えた。最終的にはカリフォルニア・ハイウェー・パトロールのパトカーが同車に横付けし、止めることができた。  サイクス氏は走行中およびその後に、高速走行中に力いっぱいブレーキを踏み込んだと話した。  しかし、関係者によれば、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)とトヨタの専門家が共同でこの車を調査したが、高速走行中に一定時間力いっぱいブレーキが踏み込まれた痕跡は見つからなかった。  ブレーキは変色し、損耗が見られたが、その摩擦パターンは運転者が断続的に普通程度の力でブレーキを踏んだことを示唆しており、サイクスさんが言うような踏み込みはうかがえなかったという。  これ以上の詳細は明らかではない。NHTSA当局者は12日、調査に関するコメントを拒否した。  トヨタの広報担当者マイク・マイケルズ氏は技術的な所見は近く発表すると述べたが、ブレーキに関してはこれ以上のコメントはしなかった。同氏は、プリウスのブレーキシステムはアクセルと同時に踏まれるとエンジンの力が弱くなるようにできていると述べた。  サイクス氏の弁護士は13日、「調査の結果がどうであれ、この車に問題があるのは明らかだ。われわれは調査が完了するまで待つ」と語った。同弁護士によると、パトカーの警官はこのプリウスのブレーキライトを見たし、ブレーキが焦げる臭いもしたと述べたという。  調査の所見は百パーセント決定的なものではないし、調査もまだ終わっていない。しかし、これらの所見からはサイクス氏の話に疑問を呈される公算が大きい。カリフォルニア・ハイウェー・パトロールは、サイクス氏のことばを信じない理由はないとしながらも、プリウスにはブレーキを踏むとアクセルが戻る技術が使用されていることなどから、ここ数日、サイクス氏の説明に疑問が高まったとしている。  サイクス氏は緊急電話でオペレーターからギアをニュートラルにするよう言われた。しかし車がひっくり返ったりバックにギアが入ったりするのではないかと恐れてそうしなかったという。(3月15日8時11分 ウォール・ストリート・ジャーナル)


プリウス「急加速」ねつ造?被害男性に疑惑
http://www.sanspo.com/shakai/news/100314/sha1003140505004-n1.htm

 トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が突然急加速するとされるトラブルを巡り、米メディアは12日までに、カリフォルニア州で同車を運転していた男性の「捏造(ねつぞう)」「でっちあげ」疑惑を報じた。  男性は8日、同州サンディエゴで警察に「ブレーキを踏んでも加速が続く」と通報。パトカーが強制的に停車させるショッキングな映像が全米に流れた。しかし、プリウスはアクセルとブレーキを同時に踏むと出力を抑える構造で「ギアをニュートラルに変えろ」という警察の指示を無視した行動も、男性の疑惑を“加速”させている。事故直後にトヨタを訴える意向を示していた男性も、「訴えるつもりはない」と話しているという。  一方、米ABCテレビが、電子制御システムの異常でトヨタ自動車の車に急加速が発生する実験を放送したニュースで、回転数を示すタコメーターの映像について、急加速するトヨタ車とは無関係のものを使っていた。同局は12日までに、不適切に編集した「誤り」があったことを認めた。(2010年3月14日 05時02分 SANSPO)
nice!(5)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

トヨタの公開実験 [Car]

いよいよ、公開実験が実施されたようですね。

「欠陥がない」ことを証明をせよという無茶な命令に対し、トヨタがどう挑むのかがとても気になっておりましたが、なるほど!某教授が回路上に通常じゃありえない状態を作り出して実験しましたが、同じような状態を他社の車にも施すことで、同様の現象が起こるということを証明して見せたわけです。
まぁ、どうせ奴らは「トヨタは証明できていない」と因縁つけてくるとは思いますが…

トヨタはこのような分析を冷静に実施、公開していくことで、少しずつ世論を見方につけていくしかないかと思います。
あの国にも、良識のある人は決して少なくないと信じておりますので!

トヨタ、「意図せぬ加速」を再現
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100309-00000019-rps-sci

Toyota001.jpg
Dr. Shukri Souri
トヨタ自動車の米国法人米国トヨタ自動車販売(TMS)は、不具合が指摘されている電子制御スロットルに不具合が発生する実験を公開した。

2月22日(現地時間)にABCニュースで米国・南イリノイ大学のデイビッド・ギルバート教授がトヨタ車の「意図せぬ加速」を再現し、不具合を指摘、トヨタはこれを否定しており、今回トヨタ車と他のモデルの実車を使った再現デモンストレーションを実施してウェブサイトを通じて中継した。 トヨタとTMSは、エンジニアリング・コンサルティング会社の米エキスポーネント社に委託して行った調査と、トヨタで実施した試験結果を総合的に分析、ギルバート教授のデモは、車の配線に特定の手順を経て大幅な加工を施す必要があり、これらを実際の市場環境において発生させることは事実上不可能であるとしている。 また、ギルバート教授のデモでは、通常では起こりえない、トヨタ車の電子制御システムがフルスロットル状態となるよう意図的に操作されているとしている。さらに今回のTMSのデモでは、他社の車両についても同様の現象が再現できたことを確認した。 トヨタは、ギルバート教授のデモは人為的に不具合を発生させる「手順と内容」で、市場での再現性に乏しく、トヨタ、レクサスの車両、または他社の車両に固有の欠陥があるという証拠にはならない、としている。 トヨタの内山田竹志副社長は、米上院通商・科学・交通委員会の公聴会で「各種の試験を徹底的に行っており、弊社の電子制御スロットル技術によって、意図せぬ加速は一度も発生していない、と確信している。将来、問題を起こし得る要素があれば特定に努め、その未然防止に徹する。また、電子制御スロットル技術の安全性をさらに確認するために、工学・科学の分野で世界でも有数のコンサルティング会社として知られるエキスポーネント社に独自の総合的な調査を依頼している」と述べた。 エキスポーネント社の調査の中間報告書はすでに議会に提出され、包括的な分析が完了した際、データとともに最終分析結果を公開する予定。(3月9日16時16分 レスポンス)
nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:自動車

燃費報告(2010年2月27日) [Car]

遅くなりましたが、2月中におこなった給油2度目の報告です。

2010年02月27日 49.1L 23507km ¥121/L 9.9km/L

前回に引き続き、高速道路の利用が多かったようで、久しぶりに2桁台に届きそうな勢いでした。
普段からコンスタントにこのくらいの燃費を記録してくれたら有り難いんですけどね。

Lafesta100221002.jpg

続きを読む


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

トヨタ車急加速の再現実験、しかし… [Car]

ここまで来ると、もはや言い掛かりとしか言いようがないですね。
そもそも、外からはまずアクセスできない電子回路の特定の部位をショートさせるなんてナンセンスです。そんな非現実的な可能性を追いかけても仕方がないと思いますし、トヨタ車以外でも絶対に同様な結果となりますよね!?
こんな片手落ちの実験、教授の肩書きがある人が証言したとはとても信じられません(-_-メ)

もしこれが、某国政府も絡んだ言い掛かりだとしたら、これはもうトヨタだけの問題ではないような気がします。日本国としての早急な対応(まずは実験などへの後方支援)が必要なのではないでしょうか?
まぁ、いつも物申せない腰抜けが、的確な行動を取れるとは…(以下、自主規制)

急加速「起こりえない」トヨタが米議会に反論書

LexusES350_2.jpg

 【ニューヨーク=小谷野太郎】トヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題を巡って米議会が開いた公聴会で、米国の専門家が指摘した電子制御システムの不具合が自動車の急加速を引き起こす可能性について、トヨタが「現実には起こりえない現象」と反論する意見書を米議会に提出していたことが4日、分かった。  先月23日の米下院エネルギー商業委員会で南イリノイ大のデビッド・ギルバート教授は、実験の結果、トヨタ車の電子回路などに欠陥があれば、エンジンを停止させる方向に動く機能が作動せず、急加速が起きると証言した。  これに対し、トヨタは第三者機関と行った実験で同様の結果が得られたことは認めながらも、実験が電子回路の特定の部位に傷を付けてショートさせたりするものであり、「実際の路上では極めて発生しにくい現象」と主張、同教授の手法に疑問を投げかけた。  他メーカーの5車種を使った実験でも、すべての車が急加速を起こしたことから、「トヨタだけの問題ではない」と主張した。(2010年03月05日 22時33分 読売新聞)
nice!(6)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

レクサスから小型ハイブリッド車 [Car]

写真と簡単なプロフィールが公開されました。

見たところ、BLADEのデザインにBMW 1シリーズのテイストを加えたような感じでしょうか?
しかし、何を狙ってレクサスブランドで出したのか、私には見えてきません。

3ドアと5ドアの違いはあれど、ホンダCR-Z辺りと競合するクルマと想像するのですが、あちらの方がデザインが良く、コンセプトも明快で、多くのユーザーに受け入れられるような気がしております。発売までにはまだ間がありますので、競合車を更に研究して改良してくる可能性はあるかもしれませんが。

今後、運転して楽しいと感じられるHVカーやEVカーがたくさん出てきて欲しいですね。

トヨタ、レクサスの小型ハイブリッド車をジュネーブで初公開
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/lexus/?1267452016

CT200h.jpg

 3月1日、トヨタはジュネーブ国際自動車ショーに高級車ブランド「レクサス」の小型ハイブリッド車「CT200h」を出展すると発表。写真はレクサスのロゴ。2月撮影(2010年 ロイター/John Gress)  [東京 1日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>は1日、スイスで2日始まるジュネーブ国際自動車ショーに高級車ブランド「レクサス」の小型ハイブリッド車「CT200h」を出展すると発表した。  全長4.3メートルと新型プリウスより14センチ短く小型。排気量1800ccだが2000cc並の動力を持つのが特徴としている。燃費優先や機敏な動き優先など走行モードを選択できる。日本では2011年初めに発売予定で、順次海外展開する。(3月1日19時55分 ロイター)
nice!(5)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

米消費者、プリウスとレクサスLS に最高評価 [Car]

渦中の2台ですが、多くのアメリカの消費者には高く評価されているようです。

米消費者誌調査、プリウス と レクサス LS に最高評価
http://autos.goo.ne.jp/news/industry/136903/article.html

米消費者誌調査、プリウス と レクサス LS に最高評価米国の有名雑誌、『コンシューマーリポート』は23日、毎年恒例の「トップピック2010」を発表した。全10部門のうち、米国でリコール問題に揺れるトヨタからは、『プリウス』とレクサス『LS460L』の2台が選出された。
prius002.jpg
Lexus.jpg

トップピックは、米国で2009年に発売された約280車種を対象に、徹底したロードテストを行い、各部門別に最高の1台を選出するもの。動力性能はもちろん、安全装備の有無も重視され、判定には同誌が持つ140万台以上に及ぶデータベースも活用される。

トップピック2010の結果は以下の通り。

スモールセダン部門 ヒュンダイ『エラントラSE』
ファミリーセダン部門 日産『アルティマ』
スポーティカー部門 VW『ゴルフGTI』
スモールSUV部門 スバル『フォレスター』
ベストカーオーバーオール部門 レクサス『LS460L』
ファミリーSUV部門 シボレー『トラバース』
スポーツセダン部門 インフィニティ『G37』(日産『スカイライン』)
ファミリーホウラー部門 マツダ『5』(『プレマシー』)
グリーンカー部門 トヨタ『プリウス』
ピックアップトラック部門 シボレー『シルバラード』

トヨタプリウスは、グリーンカー部門で7年連続の選出。18.7km/リットルの燃費性能や、EVモードによる走行距離が従来よりも伸びた点を同誌は高く評価している。

レクサスLS460Lは、同誌のロードテストにおいて、100点満点の99点を獲得。快適な乗り心地や圧倒的静粛性、滑らかなパワートレーンなどが評価されての選出だ。

今回のトップピック2010を見る限り、トヨタのリコール問題は反映されていないもよう。ブレーキの不具合を届け出たプリウスだが、トップピック2011では、8年連続のベストグリーンカーに選出されるか注目される。(2月25日 22時26分 レスポンス)

プリウスとレクサスのブレーキ問題。それぞれ内容は違いますが、果たしてそれらは本当にリコールまでしなくてはならなかった不具合だったのでしょうか…
nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

やっぱり証言に疑問? [Car]

27日に書いたブログネタ「暴走レクサスは転売された!?」に関連する記事を見つけましたのでご紹介させて下さい。

今回の記事については、私からはノーコメントとさせていただきますが、本文にある専門家達のコメントを読むと、頷くことが多かったとだけお伝えしておこうと思います。

「恥を知れトヨタ!」証言に疑問噴出 時速160キロで携帯って…
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20100226/frn1002261124000-n2.htm

Smith.jpg
ロンダ・スミスさん(AP)

 トヨタの大量リコール問題で、米下院の公聴会に出席した米国人女性の証言に疑問の声があがっている。女性が全世界に向けて「恥を知れ、トヨタ!」とののしったトヨタ車は事故後、修理せずに転売され、その後は一度もトラブルなく走り続けているというのだ。専門家らも、証言のような制御不能状態に陥ることはあり得ないと首をかしげている。  23日の公聴会に出席したテネシー州在住の元社会福祉相談員、ロンダ・スミスさんは、2006年10月、自宅近くの高速道路で「レクサスES350セダン」を運転中にブレーキが利かなくなり、時速160キロにまで急加速した状況を次のように語った。  (1)走行中のレクサスが加速開始(2)ギアを「ニュートラル」に入れても減速せず、「リバース」には入らない(3)サイドブレーキも機能せず時速145キロに(4)「ガードレールか木にぶつけて止めるしかない」と考えた(5)時速160キロに達し、夫に「最後の電話」をした(6)その後、特に新しいことをしないうちに徐々に減速(7)時速53キロに落ちたところで、中央分離帯に寄せてエンジンを切った。  この証言内容について、「自動車用半導体の開発技術と展望」の著書がある鷲野翔一・前鳥取環境大教授は、「高速走行中のギアがリバースに入らないのは安全上の構造で、同じ理由でサイドブレーキも機能しない」と前置きし、こう語る。  「ブレーキを踏み込めば、アクセルの電子制御スロットルが全開でも構造的にスピードは落ちる。万一、電子制御システムがブレーキを認識しないエラーを起こしたとしても、ギアをニュートラルに入れれば動力が伝わらず、やはりスピードは落ちる。ここでもエラーが起きたとしたら、それぞれ独立しているアクセル、ブレーキ、ギアのすべての系統で同時多発的にエラーが起きたことになる。これは天文学的な確率です」  ここでいう電子制御スロットルはレクサスなど一般車に標準装備されているほか、現在は大型旅客機などにも搭載されているという。  160キロまで加速したとの証言自体にも疑問はある。吉岡聡・京都コンピューター学院自動車制御学科主任講師は「コンピューターである以上、不具合の可能性はゼロではない」としつつも、「それを想定して自動車には二重三重のガードが組まれている。今回のようにアクセルを踏んでいないのに160キロまで急加速する異状が起きたら、エンジンが停止してしまうはず。電子制御システムは10年以上前から各自動車メーカーが採用していますが、こんな事例は聞いたことがありません」と話す。  そもそも、そんなパニックの中でどうやって携帯電話をかけたのかもよく分からない。女性は問題のレクサスを3000マイル運転した後に転売したが、その後の持ち主は走行距離が2万7000マイルに達した今も大きなトラブルは起こしていないという。(2010年2月26日 SANKEI DIGITAL)
nice!(5)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。